広汎性発達障害とは何?
脳の器質的な異常により生まれつき持った発達障害のことを広汎性発達障害といいます。
広汎性発達障害だと診断されたら育て方に問題があるというわけではありません。
遺伝の要因が高いということです。
また生物学的な異常が要因となっているという説があります。
染色体異常等ですね。
広汎性発達障害の症状の現れ方というものがあります。
次の三点に注目してみましょう。
①会話をしようと思っても言葉を上手く使えません
ただオウム返しをしてしまいます。
上手にコミュニケーションをとることができなくて会話が成立しません。
②行動や興味に特徴的なこだわりをみせます
幼児期の早い段階からこの症状は、現れることが多いです。
年齢と共にその行動や興味は変化していくようです。
例えば、感覚過敏で何かの雑音に敏感に反応してしまいます。
周りの人からは,どうでもいいようなことにやたらとこだわってしまう
等の症状が出ている。
③会話をする時などに視線が合わない
その場にふさわしい行動をどのようにとったら良いのか判断することができない。
それが原因で友達を作れない。
感情を上手く伝えることができなかったりします。
上記で述べたような症状が全てあてはまるような場合がありますね。
そのときには、自閉症と呼ばれることもあります。
発達障害の一つとして自閉症も分類されています。