発達障害の特徴と症状を理解し改善を考える

発達障害の特徴と症状を理解することで改善について考えられる情報を掲載していきます。

アスペルガー症候群をもつ人の自伝を読んでみよう

アスペルガー症候群に対する周囲の理解はまだ十分とは言えませんね。
そのためにアスペルガー症候群をもつ人たちは、
自分の障害を周囲が理解していないがために

多くの苦しみを経験している人が多いようです。
彼らの障害の特徴を理解するひとつの方法があります。
それは,彼ら自身が書いたアスペルガー症候群をもつ人の自伝を読むことです。

それが、障害の特徴を理解する最も適切な
方法になるのではないかと思います。

以下にアスペルガー症候群や自閉症をもつ人たちによる
自伝を幾つかご紹介します。

●『平行線ある自閉症者の青年期の回想』森口 奈緒美(ブレーン出版)

●『ぼくとクマと自閉症の仲間たち』トーマス・A. マッキーン(花風社)

●『アスペルガー的人生』リアン・ホリデー ウィリー(東京書籍)

●『自閉症だったわたしへ』 ドナ ウィリアムズ(新潮社)

●『もう闇のなかにはいたくない 自閉症と闘う少年の日記』ビルガー ゼリーン(草思社)

●『ずっと「普通」になりたかった』グニラ ガーランド(花風社)

●『ドナの結婚自閉症だったわたしへ』ドナ ウィリアムズ(新潮社)

●『ぼくのアスペルガー症候群 もっと知ってよ。ぼくらのことを』ケネス ホール(東京書籍)

●『こころという名の贈り物続・自閉症だったわたしへ』ドナ ウィリアムズ(新潮社)

●『他の誰かになりたかった 多重人格から目覚めた自閉の少女の手記』藤家 寛子(花風社)

●『変光星自閉症の少女に見えていた世界』森口 奈緒美(花風社)

●『地球生まれの異星人自閉症者として、日本に生きる』泉 流星(花風社)

また、アスペルガー症候群をもつ人たち、
およびそのような人のご家族の方々のための本もあります。

●『アスペルガー症候群と感覚敏感性への対処法』ルーアン リナー、 リサ・A. ロビンズ 東京書籍2004
その行動と感覚の問題への対処法を述べられている。

2013年01月20日(日)|アスペルガー症候群

てんかんとは何?

てんかんというのは,脳の細胞神経が色々な原因により
過剰に興奮してしまうことがあります。
その興奮する度に同じような発作を繰り返し起こしてしまう

大脳の慢性的な疾患のことになります。
普通の人は微弱な電流が神経細胞を走っています。
ところが,てんかんを患っている方は強い電流が

突然神経細胞を走り出すというのです。
そして、それがきっかけになり、意識を失ったり、
手足がしびれるというような発作をおこしてしまいます。

てんかんの症状の最大の特徴が繰り返し起こる発作です。
てんかんは発作の治療を行っていかなければなりません。
そうでないと繰り返し発作が発生します。

てんかんの発作の原因は様々のようです。
てんかんは昔から、生まれつきの病気だと言われてきました。
でも、実際のところは、ちがうようです。

交通事故などで起こった脳の外傷や脳炎、髄膜炎、
脳腫瘍などが原因となる症候性てんかんもあります。
脳腫瘍などがてんかんの原因となるということは、

乳幼児だけでなく、高齢の方にも起こりうる病気だということにもなります。
てんかんは3歳以下の乳幼児に多く見られる病気ですね。
1000人に対して5~10人がてんかんを持っているようです。

ですので、てんかんを持っている人の確率は比較的高いようです。
また、乳幼児の頃は急な発熱時などのひきつけと
てんかん発作を間違って病院に連れて行くケースも多いようです。

過剰に飲酒してしまった時に起こるけいれんや
出産時に起こるけいれん等も、
てんかん発作と間違えやすい発作のようです。

何度も繰り返し発作が起こるようであれば、注意が必要です。
病院で精密な脳の検査をしてもらった方がいいでしょう。

2013年01月17日(木)|発達障害

発達障害の診断はどのようにされるのでしょうか?

発達障害というのは、何処までの範囲をさす言葉なのでしょうか。
実は,発達障害というのは,自閉症や高機能自閉症、
アスペルガー症候群が含まれる広汎性発達障害、

学習障害(LD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)、
言語発達障害、知的障害などの総称になります。
発達障害の診断はとても難しようです。

複数の症状が重複していることもあるようです。
発達障害の明確な原因はまだ解明されていないようですね。
先天的な要因であり、しつけや育て方などとは関係ありません。

発達障害の診断の際には、中枢神経系の器質的な疾患の検査もします。
ですから、発達障害診療医師か小児神経専門医に診断してもらう必要があります。
それ以外の医者の診断では、誤診が起こることもあるようです。

もちろん、専門の医療機関以外に相談しても、
発達障害の診断をしてもらうことはできません。
我が子が他の子とは違うことを認めるのは難しいものですね。

しかし,診断を先延ばしにしても、親子ともにつらいだけです。
早めに診断を受けて、適切に対処してあげることが重要です。
それが,子供の健全な発育にもつながります。

それに、療育機関での療育を受けたり、
薬物療法を行うことで、症状が軽減できることもあります。
発達障害をどこで診断してもらえばいいかなど、

発達障害に関することは、各都道府県にある発達障害者支援センターに
電話で相談できます。
発達障害の放置は避けたいものです。

適切な対処をしないことで、将来、ひきこもりになったり、
うつ病を発症するなどの二次障害が起こる可能性もあるようです。

2013年01月16日(水)|発達障害

« 前へ 1 … 6 7 8 9 10 次へ »

詳細はこちらをクリック

最近の投稿

  • アスペルガーに向いている仕事は何がありますか
  • 発達障害の原因として考えられること
  • 自分が発達障害だと大人になってから分かることもるのでしょうか?
  • 発達障害だと引きこもりになりやすいのでしょうか
  • アスペルガーの人にとって発達障害者支援センターは活用できますか?
  • アスペルガーで処方される薬には、何があるの
  • アスペルガー症候群の人の特徴
  • 自閉症とは、どのように説明したら良いのでしょうか
  • なぜ自閉症になるのでしょうか
  • アスペルガー症候群と高機能自閉症が同じかどうか

アーカイブ

  • 2015年5月
  • 2015年1月
  • 2014年11月
  • 2014年6月
  • 2013年12月
  • 2013年11月
  • 2013年10月
  • 2013年9月
  • 2013年6月
  • 2013年5月
  • 2013年4月
  • 2013年1月
  • 2012年12月

カテゴリー

  • ADHD
  • アスペルガー症候群
  • 学習障害
  • 成人発達障害
  • 症状
  • 発達障害
  • 自閉症

Sorry. No data so far.

タグ

ADHD LD てんかん アスペルガー アスペルガー症候群 コミュニケーション 学習障害 幼児 引きこもり 成人発達障害 注意欠陥多動性障害 発達障害 発達障害の症状 発達障害児 発達障害者支援センター 結婚 自閉症 薬物療法 高機能自閉症 ADHD

人気記事一覧

  • 発達障害と診断されたときに注意すること - 357,933 views
  • アスペルガー症候群をもつ人の自伝を読んでみよう - 3,224 views
  • 発達障害児の子供がいじめられて帰ってきたら、どうしたら良いでしょうか - 2,391 views
  • 学習障害を持っている人の就職先を選ぶ際に考慮しなければならない点 - 2,359 views
  • 幼児の発達障害の注意点 - 2,305 views
  • 過去や現在の有名人でアスペルガー症候群の人は誰?? - 2,288 views
  • ADHDとは - 2,279 views
  • てんかんとは何? - 2,152 views
  • 大人の発達障害が注目されてきている - 2,150 views
  • 自閉症とは、どのように説明したら良いのでしょうか - 2,120 views

メタ情報

  • ログイン
  • 投稿の RSS
  • コメントの RSS
  • WordPress.org
  • 特定商取引法に基づく表示
  • 運営者情報
  • お問い合わせ
  • サイトマップ
  • twitter
  • facebook
  • Google +1
  • RSS
Copyright ©2025 発達障害の特徴と症状を理解し改善を考える All Rights Reserved.

[↑]このページの先頭へ