アスペルガー症候群に対する周囲の理解はまだ十分とは言えませんね。
そのためにアスペルガー症候群をもつ人たちは、
自分の障害を周囲が理解していないがために
多くの苦しみを経験している人が多いようです。
彼らの障害の特徴を理解するひとつの方法があります。
それは,彼ら自身が書いたアスペルガー症候群をもつ人の自伝を読むことです。
それが、障害の特徴を理解する最も適切な
方法になるのではないかと思います。
以下にアスペルガー症候群や自閉症をもつ人たちによる
自伝を幾つかご紹介します。
●『平行線ある自閉症者の青年期の回想』森口 奈緒美(ブレーン出版)
●『ぼくとクマと自閉症の仲間たち』トーマス・A. マッキーン(花風社)
●『アスペルガー的人生』リアン・ホリデー ウィリー(東京書籍)
●『自閉症だったわたしへ』 ドナ ウィリアムズ(新潮社)
●『もう闇のなかにはいたくない 自閉症と闘う少年の日記』ビルガー ゼリーン(草思社)
●『ずっと「普通」になりたかった』グニラ ガーランド(花風社)
●『ドナの結婚自閉症だったわたしへ』ドナ ウィリアムズ(新潮社)
●『ぼくのアスペルガー症候群 もっと知ってよ。ぼくらのことを』ケネス ホール(東京書籍)
●『こころという名の贈り物続・自閉症だったわたしへ』ドナ ウィリアムズ(新潮社)
●『他の誰かになりたかった 多重人格から目覚めた自閉の少女の手記』藤家 寛子(花風社)
●『変光星自閉症の少女に見えていた世界』森口 奈緒美(花風社)
●『地球生まれの異星人自閉症者として、日本に生きる』泉 流星(花風社)
また、アスペルガー症候群をもつ人たち、
およびそのような人のご家族の方々のための本もあります。
●『アスペルガー症候群と感覚敏感性への対処法』ルーアン リナー、 リサ・A. ロビンズ 東京書籍2004
その行動と感覚の問題への対処法を述べられている。