2013年10月の記事一覧

親として学習障害の子供とどう接するのか、してあげれることは何か?

 

少しずつ学習障害の認知度は、広がってきているといえるのでしょうか。
日本ではまだまだ理解されていないのが現状だと思います。
それは学習障害のお子さんを持つ親御さんや家族にも言えることですね。

一体どうやって学習障害を持った我が子に接していけば良いのか?
戸惑っている家庭もまだまだ多いようです。
学習障害の原因は、脳機能の障害と言われていますね。

しかし、まだはっきりとした原因は判っていないのも現状だと思います。
言えることは、親の育て方や環境によるものではないということです。
親御さんは自分を責めたりしないようにして下さいね。

学習障害の子供は、知能に障害もありません。
特定の能力以外は正常な事が多いものです。
周囲はその障害に気付きにくいものでもあります。

その為、子供の努力不足と捉えられたりします。
なぜ、こんな事ができないの、と言われたりします。
いじめにあったりもします。

不登校にるながる例も多くあります。
そんな時は、無理に周りに理解を求めたり、不満に思ったりしないでおきましょう。
子供と一緒に悩むことです。

辛い気持ちを共有してあげることです。
子供の味方であることを伝える努力をしていただきたいと思います。
他人に学習障害を理解してもらう事は、簡単な事ではありませんね。

それならばせめて、親御さんや家族の人達だけでも理解してあげましょう。
お子さんの障害を理解してあげましょう。
家庭の中だけでも心穏やかに暮らせる環境を作ってあげたいものです。

そうする事で、お子さんも自信を持って学習できるようになりますね。
良い方向へと進む可能性が高くなると思います。

 

 

2013年10月06日(日)|学習障害

大人になってわかる学習障害がある

学習障害は子供に限らず大人もありますね。
あるいは、子供の頃からずっとそうであるのに、
学習障害とは気がつかないでいることもあるでしょう。

悩みながら大人になってしまった人もおおくいるようですね。
最近、学習障害についての研究がされてきました。
おかげで,少し社会に認知されるになりましたね。

それにつれて私も学習障害なのではないか,と思う大人がでてきました。
彼らは、仕事の上でも何かにつまずいたりします。
あるいは人間関係のトラブルに巻き込まれたりしている例も多いようです。

それらが学習障害と認識されていないときには,
自分は無能であると思い込んだりしています。
また,自分は仕事で通用しないんだと自己嫌悪に陥りしています。

いわゆる、二次的症状を引き起こすことが多く見られます。

二次的症状とは、
*対人恐怖になったり
*不眠症になったり
*引きこもりになる
*就職できずにニートとなる
*うつ病になる
*あるいは転職を繰り返す
等です。

あるいはそこまで至らない場合でも、
何か苦しい状況に追い込まれている大人の人も少なくないようです。
もし学習障害を疑うような場合は、専門家に意見を聞きましょう。

素人が安易に判断するのは避けたいものです。
難しいのは、大人になると、それを認めるのが困難になることです。
ひょっとして、と思いつつも、自分は違う,と言って欲しいことを求めたりします。

あるいはこういう回答が欲しいというのがあってそれに沿った診断でないと
受け入れられないという人もいます。
このように大人の診断は子供より難しいようです。

家族に言ってほしくないという人もいます。
学習障害ゆえに、社会的生活に困難を伴っているんですね。
まずはそれを受け入れることが一歩になります。

そこから解決する方法を専門家とともに探していかなくてはなりません。
自分が苦手とする部分を認識しましょう。
そうでなければ、それを克服することは難しくなります。

 

 

2013年10月04日(金)|学習障害

ADHDの診断は簡単ではない

ADHDであると診断するのは簡単ではありませんね。
いくつかの段階があります。
子供が成長していくにつれて他の子との違いを感じるようになることがありますね。
問題が生活態度に出て気になるようならドクターの診察を受けましょう。
診察では、子供の普段の様子やどのような問題行動があるのかどうか。
育児の中で困った経験があればどのようなものであるのか
等を、面談や問診表で調べていきます。
ADHDの症状は、子供によって大きな違いがありますね。
気になった部分はどんなに小さなことでもメモを取ることをオススメします。
ドクターにそのことを伝えるのが大切です。
また、ADHDは遺伝性があることが分かっています。
家族歴についてもドクターに知らせましょう。
家族からの情報を元にドクターは、診断をしていきます。
その際、使われるのがWHO(世界保健機関)による「ICD-10」というものです。
これは、アメリカ精神医学協会が定めた「DSM-IV」という診断基準になります。
この基準は、日本を始めとして世界中で使われる診断基準でありますね。
子供の症状からADHDのタイプを割り出して治療に役立てられています。
この基準からADHDの可能性が高いと判断されるとしたら、
さらに次の段階として身体検査や知能検査、
幼稚園や小学校など教師からの情報も調べます。

子供本人との面談も実施します。
最終的な診断は総合的な検査を行った後におこないます。
ADHDは判断し難い障害といわれています。
子供の性格や行動によっては検査を受けなければ
全く障害があることが分からないときももあります。

いくつかの診断法を経ることで,
今では確実に判断出来るようになっていますね。
ただし、はっきりするまで時間が掛かることもあるようです。

2013年10月03日(木)|ADHD

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