自閉症の症状は様々ですね。
健常者との境界がはっきりしていないこともあります。
正確な事は言えません。

ただ、年々自閉症患者が増加傾向にあるようだとも言われていますね。
それでは、なぜ自閉症になるのでしょうか。
自閉症は昔から誤解や偏見の多い障害ですね。
テレビの見せ過ぎや母親の愛情不足のせいにされてしまうこともありました。
けれど、そのような事は全く関係ないですね。
自閉症の原因は先天性の脳機能障害によるとされています。

多くの遺伝的因子が関与していると考えられています。
つまり、現在では、自閉症は育て方が原因なのでは
ないという事が判分かっています。

先天性の障害なんですね。
しかし、先天性の脳機能の異常から認知障害の発症までの
具体的なメカニズムについては、まだ研究段階です。

未解明の部分が多いようです。
また、自閉症を発症するかどうかには、
出産年齢も大きく関係している可能性があるともいわれています。

データでは、母親が40歳以上の場合
自閉症の子供が産まれる可能性は、
30歳未満の母親の約2倍になっているようです。

さらに、出産が5年延びるごとに、
自閉症を発症する確率は18%ずつ上がっているといいます。
もちろん、母親だけではなく、父親の年齢も関係しているようですね。

40歳以上の父親で自閉症を発症する可能性は
30歳代の父親の1.5倍となっています。
それに、自閉症は子供の性別にも関係しています。

男性の発症率は女性の3~4倍であると言われています。
女性よりも男性に多い障害のようです。