アスペルガー症候群は、アスペルガー障害とも呼ばれることもあります。
自閉症の一種だととらえられています。

アスペルガー症候群は、軽度の自閉症、
知的障害がない自閉症などといわれることもありますね。
ただ、自閉症よりも困難の程度が軽いということでもありません。

日本では最近になってようやくアスペルガー症候群は、
知られてきた病気なのですね。
ですから、周囲の理解を得ることがなかなか難しい面もあるようです。

両親はもちろんのこと、本人でさえ、
自分がアスペルガー症候群だと気付いていない人も多くいます。

100人から200人に1人の割合でアスペルガー症候群は、
発症する発達障害のようです。
男性の割合が多いようです。

生涯治ることは、ないようですね。
アスペルガー症候群は、個人差がとても大きいです。
人によって現れる症状やその程度が違ってきます。

外見からではアスペルガー症候群という障害を持っているかどうかは、
わかりにくいですね。
コミュニケーション能力が不足していたり、
人の気持ちがわからないというところがみられます。

それが一般的なイメージですが、普通に話ができたり、
人並み以上に学校の成績がいい人もいます。
ケースバイケースによって違います。

漢字が書けないなど学習障害があることもありますね。
大抵の場合は、人より苦手なことがある面、
人よりも何かが際立って得意だったりするところもあります。

アスペルガー症候群の特有の症状をみて、周囲は、その態度や反応が、
だらしない、反抗的などと誤解されてしまうことがおおいようですね。
そのことで学校に適応しづらい子も多くいます。

あるいは、そういう子は、いじめの対象になってしまうこともよくあるようです。
アスペルガー症候群では、味覚や嗅覚が鋭敏であったり、
運動が苦手だったり、音や光に敏感に反応をしたりすることが多いようですね。

これからは、アスペルガー症候群についての症状の特徴については、
周りの大人も児童生徒も理解していかなくてはなりません。
共に仲良く生活していくためにも大事なことだと思いますね。